はじめに ―― 齣來事としての身體
序 ―― 身體史の先駆者たち
ジュール・ミシュレ ―― 魔女と身體 マルセル・モース ―― 身體の技術
ノルベルト・エリアス ―― 身體の文明化 歴史學と身體 ―― マルク・ブ
ロックの遺産 ホルクマイヤーとアドルノ ―― 身體と西洋の野蠻 ミシェ
ル・フーコー ――「生の権力」 の下での身體 その他の先行研究 なぜ
中性の身體か 身體の歴史と現在
I 四旬節と謝肉祭の闘い ―― 西洋のダイナミズム
大いなる無欲
精液と血液のタブー 性、 さげすむべきもの 理論と実踐
抑圧の起源 ―― 古代後期 大転換の擔い手、 キリスト教
支配される女 聖痕と鞭打ち 精進と肉食
身體の反抗
謝肉祭と異教文化 石の蛇と柳の竜 労働 ―― 苦役と創造の間で
涙の恩恵 笑いをまじめに考える 監視される夢
II 生と死
人生の道のり
人生の年代 「彼らは寢たのだろうか」 ついに、 子供の誕生
老人の威厳と意地悪さ
病と醫
ペスト ―― 突然の野蠻な死 癩病 ―― 魂の病 「適正な配閤」
と四體液説 友なる體 尿と血液 ガノレスの仮麵の下で
スコラ醫學の限界 救済社會 體を開く 死者と死にゆく者
死にゆく者の聖務日課 死者たちの存在 あの世の身體
III 身體の文明化
食道楽と美食
食習慣の2つの道 2つの食生活、 2つの文化の齣會い 良いマナー
身體の演齣
裸體か著衣か 女の美、 エバかマリアか 入浴 身ぶりの文明
身體の諸相
異形 スポーツ?
IV メタファーとしての身體
身體メタファー ―― 人間=小宇宙
心臓 ―― 錯亂する身體 頭 ―― 統率機能 肝臓 ―― 偉大なる敗者
手 ―― 両義的な道具
その政治的使用
メネニウス・アグリッパの寓話 頭か心臓か 目が頭にあるごとく
國傢は1つの體である 揺らぐ頭の支配 頭は足の上に 王と聖人
都市の身體
結び ―― ゆるやかな歴史
訳者あとがき
原 注
文獻一覧
人名索引
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收起)