圖書標籤: 都築道夫 推理評論
发表于2024-11-08
都築道夫ポケミス全解説 pdf epub mobi txt 電子書 下載 2024
たしか評論傢の鬆阪健氏も書かれていたが、昭和40年代から50年代にかけて翻訳ミステリを読み始めた者にとって、都築道夫は偉大な水先案內人であり、一種の知的アイドルだった。長編評論「黃色い部屋はいかにして改裝されたか」や実作「七十七羽の烏」や「退職刑事」で都築流モダーン・ディテクティヴ・ストーリーの虜になったミステリファンは少なくない。
日本版[エラリークィーンズ・ミステリマガジン](現・ミステリマガジン)の初代編集長として、また[ポケットミステリ]のセレクターとして、戦後創成期の翻訳ミステリ紹介においての存在の重さは江戸川亂歩や植草甚一に勝るとも劣らない。
[ポケミス]と[EQMM]に掲載された解説の集大成である本書は、ミステリファンとして感謝してもしきれないほどの功績を伝えている。書誌データなどほとんどなかった時代の苦闘の証言としても貴重。
シムノン「ベルの死」の解説文などに顕著な、舊弊な探偵小説観を打破しようと過剰に挑発的になるあたりは、現在の目からみるといささか微笑ましい。
評分
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