基調報告
東アジア史の共時性
藤田高夫
東アジアにおける文化情報の発信と受容
松浦 章
言語文化研究班 「西学東漸」現象の言語文化的研究
厳復と清末学部編『国民必読課本初稿』(1910)
沈 国威・孫 青
近世日本における異文化知識の受容 —唐通事テキスト『譯家必備』にみられる異文化情報の吸収と交流—
奥村佳代子
「泰西人身説概」および“脳主記憶説”の普及と影響
鄒 振環(近本信代 訳)
ロバート・モリソンの日本への影響について —幕末政府が所蔵したモリソン書とその利用—
朱 鳳
『文学書官話』(1869)の和刻本について
伊伏啓子
Hand Book of New Terms(1917)所収の[J.]語彙 —Aba Haven Mateerの新語観—
陳 贇
思想・儀礼研究班 東アジアにおける伝統儀礼・祭祀の研究
鎌倉五山の伽藍神像について —太白龍王を中心として—
二階堂善弘
深衣について —近世中国・朝鮮および日本における儒服の問題—
吾妻重二
蕭崇業の使琉球録 —記録から文学へ—
三浦國雄
「和同開珎」と中国
大形 徹
三木榮と京城書物同好会
白井 順
台湾道教の異常死者救済儀礼について —台湾南部地域を中心として—
山田明広
交流環境研究班 文化交流を規定する歴史的環境の研究
琉球と日本の歴史景観と伝統的地理思想
高橋誠一
近代大阪の絵画と東アジア —西山完瑛、菅楯彦、生田花朝、北野恒富、矢野橋村—
中谷伸生
加賀藩における朱舜水の思想の普及
徐 興慶
1870年代の『申報』論説にみる日清両国間互換条款
薄 培林
幕末の唐通事から明治時代の外交官へ —鄭永寧をめぐって—
許 海華
遣隋使と遣唐使の周辺における隋唐の外務官僚たち —鴻臚卿・鴻臚少卿を中心に—
石 暁軍
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收起)